今回は、2018年12月時点におけるサーバで利用されているOSのシェアとランキングをご紹介します!
例えば、提供するプロダクトが顧客サーバにインストールするソフトウェアだった場合には、対象マーケットにおいてシェアの高いサーバOSが対応OSから抜け漏れないようにシェアを調査したり、逆にシェアの低いOSは検証稼働やサポートなど運用の費用対効果を考慮すると対象外にする判断も必要だったりします。
こういったシェアを調べるときには、◯◯総研とかコンサルとかに市場調査を依頼したり、そういった企業が提供している調査書を購入して、シェアをチェックしたりします。
しかし、こういった類の調査は結構高いので容易に購入することは難しかったりします。
そこで、本記事では無料で調べられる市場調査データを基にサーバのOSにおけるシェアを調べてみました!
今回、サーバOSのシェアを調べた情報源としてW3Techsというサイトを利用しました。
このW3Techsは、日本の官公庁が発表する資料でも引用されていたりするので、なかなか信頼のおける情報源ではないかなと考え選定してます。
そもそもサーバとは?
PCとほとんど変わりませんが、WebページやWebサービスを提供するために用意されたPCのすごい版だと思ってくれればOKです!
そのため、普通のPCをサーバとして利用することも実際には可能だったりしますが、スペック・OS・ずっと稼働させたりやらで、普通のPCはサーバとして利用するには不向きだったりするので、サーバ専用のマシンをサーバとして利用しています。
サーバで利用されているOSの基礎知識
UNIX系のサーバ、Windowsサーバの大きく2種類のOSがあります。
このUNIX系が厄介なのですが、
Linux、BSD(FreeBSD)、Solaris、HP-UXなどがこのUNIXに分類されます。
そして、UNIXと言っても、ほとんどがLinuxです。
さらに、Linuxも色々あるのがややこしいのですが、
Redhat系とDebian系に分類されます。
RedHat系の代表格
- CentOS
- RHEL (RetHat Enterprize Linux)
Debian系の代表格
- Ubuntu
- Debian
ざっくり理解表
サーバで利用されているOSのシェアとランキング
まずはUNIXとWindowsにおけるシェアから
続いて、UNIX系におけるシェア
さいごにLinuxにおけるシェア
それではサーバOSの総合ランキングです!
第1位:Windows(31.1%)
第2位:Ubuntu(14.2%)
第3位:Debian(8.3%)
第4位:CentOS(6.6%)
第5位:Gentoo(0.9%)
第6位:RHEL(0.9%)
第7位:BSD(0.6%)
もっとCentOSとRHELの割合が多いかなと思っていたのですが、WindowsOSが善戦していることに驚きでした!
それでは、2018年12月におけるサーバOSのシェアでした!