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Cookie(クッキー)を理解 - アフィリエイトでも使用されているクッキーの基本解説

アマゾンや楽天アフィリエイトではCookie (クッキー)というのを利用したアフィリエイトの仕組みを使っています。

今回は、アフィリエイトでも使われているクッキーの基本解説をしていきます。

クッキーを理解するには ファーストパーティクッキー(first-party Cookie)とサードパーティクッキー(third-party Cookie)というのを理解する必要があります。

サードパーティという用語は、ITの世界ではよく登場するワードですよね。 第三者という意味です。

両者の違いは、とてもシンプルでクッキーの発行元がどこのドメインなのかで決定します。

では、実際にそれぞれのクッキーについてみていきます。

1. まずはファーストパーティクッキー

例えば、企業AのWebサイト(aaa.example.com)に訪れたとします。 企業AのWebサイトにはバナー広告が表示されており、バナー広告として楽天アフィリエイトの広告が貼ってあったとします。

よくある構成ですよね。

この時に 企業AのWebサイト(aaa.example.com)から発行されるクッキーをファーストパーティクッキーといいます。

ちなみに、発行されるといってもWebサイトを訪れているユーザー側は気づかないところで自動的に発行されています。

訪れているWebサイト自身から発行されるクッキーがファーストパーティということになります。

2. つづいてサードパーティクッキー

Webサイト(aaa.example.com)を訪れている際に、そのWebサイト以外のドメインから発行されているクッキーをサードパーティクッキーといいます。

つまり、Webサイト(aaa.example.com)に訪れた際に、そのWebサイトに貼ってあるバナー広告(bbb.example2.com)をクリックしたとします。 そのクリックの際に、発行されるクッキーは、Webサイト(aaa.example.com)が発行したクッキーではなく、バナー広告(bbb.example2.com)から発行されるクッキーとなります。 そして、このような訪れているサードパーティクッキーと呼びます。

サードパーティクッキーが発行されるには 企業AのWebサイトに訪れた際にバナー広告をクリックする必要があります。 バナー広告をクリックすると そのまま広告主のWebサイトに飛んでいるわけではなく ASP事業者のサーバに行き、そこでクッキーが発行されます。 ここで発行されるのがサーバパーティクッキーといいます。

そのクッキーの発行と同時に広告主のWebサイトにリダイレクトされるというのが一連の流れになります。

ユーザからしてみると一瞬の出来事なので、裏ではこのような動作をしているなんて知る由もないですよね。

3. ファーストパーティクッキーの特徴

Webブラウザは、クッキーをWebサイトのサーバに送るか判断する際に、発行元のドメインと一致するかどうか確認します。

aaa.example.comのクッキーを bbb.example.comに送ったりはしません。

その逆で、バナー広告をクリックした時に発行されるbbb.example.comのクッキーをaaa.example.comに送ったりはしません。

ユーザからしてみても 企業AのWebサイトを訪れている際に aaa.example.comのクッキーが送られても想定の範囲内なので 特に問題ないですよね。

そのためプライバシー上も問題ないように見えるため、Webブラウザ側もブロックするケースはほとんどありません。

※ブラウザの設定で全てのクッキーをブロックするにすると、さすがにブロックされますが、そうするとWebサイトによってはかなり不便になるので推奨しません。

4. サードパーティクッキーの特徴

標準ブラウザでは最近、初期設定でサードパーティクッキーをブロックする設定が段々と多くなってきているように感じます。

そのため、これまで解析用で使用されていましたが、今後は淘汰される運命になりつつあるのではないかと思っています。

ほとんどのASP事業者はサードパーティクッキーを利用していますが、段々とブラウザ側でブロックされることも多くなり、ファーストパーティクッキー方式に移行していていかないといけないというのが現状ではないでしょうか。

サードパーティの特徴としては 直接、bbb.example.comを訪れたわけではないのに、バナー広告をクリックしただけでクッキーが送信できることです。

また、サードパーティクッキーは永続的クッキーを使用するケースが多いです。

そのため、クッキーの有効期限が切れるまでASP事業者サーバだけではなく、ブラウザでも保持できます。

例えば、楽天のアフィリエイトの広告収入の仕組みとしては成果報酬の方式です。

ユーザがバナー広告をクリックしてから実際に購入するまでの時間がクッキーの有効期限内なら、成果報酬を受け取れます。

大分、時間が経過したり、クッキーを保持しているブラウザと異なるブラウザから、ショッピングした場合には、あの時にバナー広告をクリックしたユーザと特定できないので、成果にはなりません。

5. まとめ

ファーストパーティクッキーは訪れたWebサイトが発行するので予想通りなクッキー。

サードパーティクッキーは訪れていないサーバが発行するので知らないうちに発行するので予想外なクッキー。

ということで覚えておきましょう!