管理職サラリーマン。

様々な職種を経験してきた中途半端な管理職サラリーマンが贈るブログ

【就活生向け】大企業で出世していくとこんな感じ

はじめに

大企業を志望する就活生は、未だに大多数だと思います。

大企業に入社すると親戚にも褒められる。友達からもすごいと思われるという狭い視点やメリットで選んでいる人が多いかもしれません。

大企業では、出世競争にさらされます。 この競争に勝つためには、性格的に合う人と合わない人はがいます。

勉強ができても、いわゆるクラスの端にいるようなタイプや声が小さく自分の意見が反映されなかったようなタイプには、出世するにはちょっと難しいかもしれません。

また、大企業に勤めたから分かるのですが、以下の人間力は必要なので入社を決める際には自問自答してみてください。

・ストレス耐性あり。
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ストレス耐性がないと出世できません。なぜなら、出世するごとにプレッシャーが増します。そのプレッシャーに耐える人でないと使えないからです。

・地頭がいい
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大企業は高学歴だらけです。勉強ができるのはプラスにはなりません。結局は応用が効くか。頭の回転が速いか。知識や教養を折衝する際に正しく使えるか。

・親戚のおじさんおばさんと喋れるのが苦手じゃない。
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会社に入ると年上ばかりです。力を持っているのもおじさんやおばさんです。

・サークルの先輩とうまく関係性を築ける。気に入られる。
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メンターといって面倒をみてくれるのは、大抵はアラサーの先輩になります。アラサーの先輩は、実は上司に様々な報告を上げています。まずは、アラサーの先輩たちに気に入られないと最初の昇格すら簡単にはいきません。

・バイト先で苦手なタイプでもうまく関係性を築けた。指摘もできる。
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職場は正社員だけではなく、業務委託や派遣スタッフがいます。全く異なるバックボーンを持っています。こういう方と上手く関係を築き、誤っていることをしっかり指摘できることが重要です。

あなたの人生なので自分に合った会社や職種を選ぶようにしてみてくださいね。

それでは、超上手く出世した場合のサラリーマンの一生について紹介します。

22歳〜27歳(若手)

仕事へのプレッシャーはほぼない

若手は若手なりのストレスは抱えるのも理解できる。 けれども、チーム全体として上手く遂行できれば、悪い評価はつかない。

仕事も覚えることが多いが、数をこなせば慣れてくる。

大企業であれば、超激務というのもなく、プライベートとのバランスは取りやすい。

昇給はするけど手取りは増えない暗黒時代(額面300万円-450万円)

この年齢だと、給料もほとんど上がらず、下積み時代となります。

給料自体は、定期昇給として一年づつ上がるケースが多いのですが、数千円程度しか上がらない企業が多いように思います。

で、一年目は住民税がないので手取りが多めになりますが、二年目からは住民税(一年目の4月〜12月)が引かれるようになり、手取りは減ります。

さらに、三年目になると住民税は一年分がフルで差し引かれるようになります。

つまり、昇給額に対して、天引きされる税金の影響もあり、三年目までは手取りは本当に上がらない状況が続きます。

四年目以降も昇給はありますが、数千円程度なので、所得税や保険料の兼ね合いもあり、手取りが増えた感はほとんど感じられないでしょう。

残業次第というのが、この世代には当てはまります。

また、他の中小企業の若手と比べても大差ないと思います。

28歳〜32歳(主任クラス)

数字目標がついてきてちょっぴりプレッシャーが増す

主任ともなると、現場の業務では1番詳しい人ということになる。

ここで誤解して、自分は仕事できるかも?!と天狗になる人も多い。

また、自分の担当分野に対しての数字目標もつくため、少しだけサラリーマン的なプレッシャーもつきまとうようになるのもこの頃から。

主任となることで一人暮らしだと少し余裕が出る(額面450万円-600万円)

主任になることで、これまでは生活するのがやっとというレベルから、少し貯蓄ができるようなレベルになります。

手取りでは所得税、住民税、保険料も増加するので、そこまで増える訳ではないのですが、少しだけ贅沢ができるようになります。

基本給が増えることで、残業代の単価も上がり、ボーナス額も少しだけ上がります。

この頃から自転車操業で、ボーナスがないと生活費がヤバいというのはなくなります。

ただし、友達が結婚したり、自身が結婚したりとライフイベントへの出費も増えてくる。

やっと計画的に貯蓄ができるようになりますが、その貯蓄を崩すことが多いのもこの年齢層が多い。

33歳〜38歳(係長クラス)

数人の主任を引っ張る存在。数字目標を強く意識。

現場から徐々に離れていくのが係長クラス。

ただし、まだまだ現場仕事をします。

評価は完全に数字目標になり、さらに育成に関する評価も重要視されます。

コミュニケーション力が低かったり、ストレス耐性がなかったり、他者と適切に喧嘩できない人は、係長としての評価は低くなりがち。

なぜなら、課長になれるかなれないかという視点の評価もされるため。

いわゆる高学歴だったとしても、このあたりから段々と人間力のところで評価の差が出てきます。

一人暮らしだと余裕だけど家族を養うには余裕はない(額面600万円-750万円)

係長は労働組合には属すので、残業次第では750万円を大きく超えることもあると思います。

つまり、残業単価も高く、基本給も高くなるため、いわゆる非組合員としてはもっとも高給取りとなります。

結婚しなければ、独身貴族となることも可能。

ただし、結婚して子供を授かるのもこの年齢層は多い。

こうなると、貯金をしたくても、子供にお金がかかるため、なかなか貯金もできない状況となる。

家族が多くなると、広い間取りも必要になり、住宅費もなかなか重くのしかかります。

住宅にこだわりがなければ、この頃から社宅入りして、本格的な社畜になるサラリーマンも多し。

39歳〜45歳(課長クラス)

数字でしか評価されない。プレッシャーだらけ。

チーム目標はKPIと呼ばれる数字目標に落とし込みます。

数字目標は基本的にはかなり厳しいものとなる。

現場仕事はしなくなり、管理職としての管理業務と社内政治が主な仕事。

自身で成果を上げるのではなく、部下に成果を上げてもらうことになる。

部下のせいにしすぎると、パワハラを働いたりしてしまうケースもある。

できる部下が多いと楽になりそうな気もするが、できる部下は基本的には扱いが難しかったりもする。 この場合には、係長と課長でバチバチもあるある。

30代の若い課長と50代のベテラン係長も、バチバチになるケースも多数。

部下との関係が大変な中、上司である部長には厳しい数字目標の定期報告もあり、そこでかなり厳しく詰められる。

とにかくストレス耐性がないとやってられないのは課長あるある。

給料には不満がなくなるが時給計算すると悲しくなる(額面850万〜1000万)

課長クラスともなれば、年収1000万円にもタッチできる。

ただし、どんなに残業しても残業代は支給されない非労働組合員となる。

労働組合費は不要となるので、労働組合費が高い企業の場合には、ちょっと嬉しい。

残業することも、土日関係なく仕事することになり、時給計算すると、係長クラスの方がよかったのでは?と思うのもこの世代。

仕事のプレッシャーも高く、いわゆる中間管理職として精神をすり減らす人も多い。

現場の仕事よりも、社内政治的な仕事が多くなる。

家族との時間も大事にしないといけないが、なかなか時間も取れなくなる。

お金に余裕も出てきて、子供にお金を使う。貯蓄するなどお金の使い道にも選択肢が取れるようになる。

45歳〜50歳(部長クラス)

貯蓄が十分にでき、老後も意識する(額面1000万〜1500万)

プライベートでは、子供が中学生〜高校生になってくる。 お金にも余裕があるため、子供を私立に行かせる選択もでき、子供の将来性にも幅を持たせる余裕も出てくる。

さらに貯蓄もできる。

仕事へのプレッシャーとしては、部全体に及び、さらに上司が役員クラスとなるため、かなり強いプレッシャーが直接降りかかる。

サラリーマンとしては、大成功を収めたといえるのも、部長クラスといえるだろう。

50歳〜60歳(部長〜常務/専務など取締役クラス)

報酬はバツグン。このレベルになるには運の要素が重要(額面1500万円〜)

給料や報酬には文句ないレベル。 子供も自由に進学先を選べる。

大学生になった子供を海外に留学に行かせることも可能。

大きな財産を築くことが可能。

会社の顔にもなり、会社の中で仕事をするよりも、外交するケースも多くなる。

サラリーマンとしては、これ以上ない出世となり、老後も安泰。

どんなに仕事ができても、スーパーマンであろうと、このクラスは本当に社内政治や運によって左右されると思われます。

ここからは想像です。 このクラスになるには、プライベートの多くを犠牲にしているはず。

何のために働いていたのか。 何のためにお金があるのか。

私はこのクラスには到底及ばないので正直分からないが、老後に人生を振り返ってみると切なくなりそうなのもこのクラスの人だと思います。

現実的には晩年主任や晩年係長もたくさん

大企業あるあるでいうと、上が詰まっているということです。

昔は、誰でも課長になれていたのが、現在は椅子取り合戦がかなり大変なのは、どの大企業も似たような状況。

つまり、晩年主任クラスもいれば、晩年係長クラスも全然います。

今後は現在よりも、主任クラス〜係長クラスで、サラリーマン生活を終えるパターンが多くなってくると予想されます。

つまり、大企業サラリーマンであっても、40代や50代になっても600万円〜750万円くらいの年収層が今後はより多くなるということです。

これでも、平均年収からすると十分に高いのですが、大企業の悲しいところでいうと、大体出世コースから外れると再チャレンジできないケースが多い。

再チャレンジできないため、出世コースから外れた40代〜50代のサラリーマンたちは、若手から見ると、やる気ない仕事のできないおっさんというフラグが立ってしまう。

出世コースから外れないことが本当に重要な大企業の出世競争に晒されるというのを意識した上で、就活してほしいと思います。

改めて、大企業に行きたい理由はなんでしょうか。

安定?、高給?、ネームバリュー?、世間からの目?、仕事内容?、グローバルで活躍したい?

ネームバリューや世間からの目というのが入社したい理由であれば、ちょっと考え直した方がよいかもしれないです。