管理職サラリーマン。

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将来必要とされる真のスキルとは

今回は、将来必要とされるスキル(能力)について取り上げます。

2018年に開催されたダボス会議の報告書から分かる将来に本当に必要とされる能力について、私なりに解釈した内容を書いてみました。

以前に取り上げた以下の記事の続きとなります。 www.pdm.tokyo

1. クリエイティブ

レポートでは、「創造性、独自性とイニシアチブ」という項目に該当します。

プロダクト開発の中では、マーケットインとプロダクトアウトの考え方があります。

マーケットインは、市場が求める機能を調査して、その機能を提供していく形となります。 つまり、"誰かのため"という視点が強いものです。

一方のプロダクトアウトは、こうしたいという自社の視点が強くなります。例えば、研究開発で得られた成果を製品化するとかそういうものです。

クリエイティブについては、プロダクトアウトに近いと考えてます。

明確な目的や手段、戦略といったものはない中で、何かを創造する力が求められるということになります。

かなり難易度の高い能力ですね。

2. テクノロジーに関するスキル

レポートでは、「テクノロジーデザインとプログラミング」、「システム分析、評価」という項目に該当します。

特に、AIなどにより自動化されていくことがより加速していきます。

その際には、そのツールやシステムに関するテクノロジーを正しく理解して、導入から運用まで実施できる能力が求められます。

人がやらなくなった分、それをツールやシステムにやらせることになるので、人をコントロールすることよりも、ツールやシステムをコントロールできる能力が強く求められてくるはずです。

もちろん、プログラミングする能力そのものもより求められるでしょう。

もっと将来のことを考えると、パソコンでカチカチやるようなコーディングも不要となって、プログラミングの裾野が広がっていくのではないかなと考えてます。

かつてのPCがCLIベースだったのが、GUIベースに変わっていたのと同じように。

3. 問題解決とイノベーション

「複雑な問題解決」、「推論、問題解決、理想化」、「分析的思考法とイノベーション」、「批判的思考法と分析」に該当します。

対人間、対マシン、人間とマシン間でおこる問題など、様々な問題解決能力が求められるということになります。

その上では、人間としての能力(EQ)の高さが求められます。

さらに、問題を分析するという能力も求められます。

あらゆる手段から、解決策を導く力も求められます。

イノベーションについては、何か凄そうというイメージがあると思いますが、現行モデルから新規モデルへ移行するというイメージでまずは大丈夫です。

イノベーションを推し進めるための思考モデルもあります。

一つは水平思考法と言われている思考法で、置換、結合、強調、逆転、削除、順替という技法を用います。

こちらについては、次回取り上げていきます。

4. 人間的な能力

レポートでは、「感情知能」、「リーダーシップと社会的影響」に該当する項目です。

以前より、ビジネスマンに求められる指数としては、IQよりもEQであるということは言われています。

このEQの中に、「感情知能」という項目がありますので、目新しいものではありません。

自動化されていく未来、人の仕事が奪われていく未来を想定すると、人がやるべき仕事領域は、より機械やAIができないより人間的なところに注力していくはずです。

そんな時に、相手の感情を把握してその期待値に沿う対応や、自身の感情をコントロールする能力という人間の基礎能力が重要になってくるということですね。

アンガーマネジメントというワードもあります。 自身の感情コントロールが、いかにビジネス分野でパフォーマンスを発揮する上で重要であるということになります。

5. アクティブ・ラーニング

レポートでは、「アクティブ・ラーニングとラーニング戦略」という項目に該当します。

新しいワードのように見えて、仕事のできる人は当たり前のように実践していることではないかと思います。

今後、どのような分野が成長するのか。

その分野ではどのような能力が求められるのか。

そして、その能力を得るためには、どのような学習をすればよいのか。

その学習によって得られる能力値はいつまでにどのレベルに達するべきなのか。

こんなようなラーニング戦略を立てた上で、実際に実践していくということですね。

高学歴の方を評価する場合に、地頭がいいことでポテンシャル採用するケースがありますが、自論では高学歴の方で保証できる能力は、自習できる能力と記憶力くらいだと思ってます。

例えば、中学受験の場合には進学塾で、誰かの指示・スケジュールの元に黙々とこなしていく力が必要です。つまり、何か戦略をたてて実行に移すという能力はあまり期待できないという自論があります。

一方で、大学受験くらいになってくると、自身で徹底的に志望校の年代別の出題傾向を調査したり、自身で調査結果を元に学習戦略を立てたという方が結構いるのではないでしょうか。

つまりは、同じ高学歴でも学ぶ力に大きな力の差があるということです。

将来的には、ラーニング戦略を立て、自ら学習していく能力が非常に重要になってきます。